あんさんの筋肉食紀行

20代筋トレ大好きバンドマンあんさんです。大の酒好き。 美味しい店をご紹介していきますので、良ければご覧になって下さい!!!

あんさんの鰻屋巡り 豊島区西池袋「うなぎ かぶと」

 

池袋西口は大好きな街です。

 

母校があり、十数年通い、バイトも経験させてもらって勝手に「第二の故郷」だと思っております笑

 

東は若者ばかりだけど、西口は幅広い年齢層の人間が集まる。
北口に広がるリトル中華街と、怪しげな風俗店とチンピラみたいな奴、路地裏に佇む味のある飲食店がこの街のストレンジ感を醸し出す。


マルイの奥の裏には、アジア料理の店が集中していて世界各国の料理を楽しむ事が出来、実はかなりのグルメタウンなのだ。(その更に奥には、立教大学がある。)

人も多い訳ではなく、大都会ではないけどコンパクトにエンターテイメントが収まっているこの街が本当に大好きだった。。


そして、この街がもっともっと好きになりました。
とある「鰻屋」さんに訪れたからです。。

鰻に対するイメージが全て変えられました。
上質な鰻を捌きたて、焼きたてで提供する。
鰻というのはこんなにも美味いのか、と本当に感動しました。


店の名は「うなぎ かぶと」。
飲食店に訪れるのが好きならば、この名を知らぬという人は恐らくいないでしょう。

超が付くほどの有名店であり、人気店であります。


去年の八月の夏に、電話で予約をして待つ事約十ヶ月。。。

飲食店の予約でここまで待ったのは僕自身初めてなので、あんさんの「うなぎ かぶと」に対する期待値はMAXを超え∞となっていた。


そしてとうとう、予約日が訪れる。。


仕事を終え40分勝負の本気の筋トレ(ラットプルダウンとワンハンドローイング、ベンチ腹筋。最近はドロップセットで一つの種目を限界までじっくり攻めるのにハマってます。)を終え、緑の電車に揺られ「池袋駅」に辿り着く。

エスカレーターを上がり、西口広場に出てから徒歩10分ちょっと。
サクラホテル(数年前、銃殺事件がありました。)の近くを歩いているとお店を発見。。!!!

 

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サラッと渋く、とても良い味のある外観です。
17時と19時半の二部制一斉スタートのようで、二部の予約時間と同時に暖簾をくぐり「予約してたあんさんです」と伝える。


長い木目のカウンター、奥には二人用の座敷。
入り口には、四名が座れそうなテーブル席も用意されている。


今回はカウンターに、ご案内して頂きました。
二代目店主である藤森さんとその奥様、アルバイトの女の子で切り盛りされています。


二代目は男らしいキリッとした容姿でめっちゃカッコいいです。
奥様もとても美人な方(スザンヌに似てると思う)で、優しい雰囲気が印象的。


アルバイトの方も、笑顔がとても素敵で柔らかい感じもあり店に入ったばかりなのに非常に落ち着く事が出来ました。

しばらくすると飲み物を聞かれるので、注文!

 

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ハートランド中瓶」(600円)
すっきりとした苦味がたまらないビールです。個人的に好きなビールランキング上位に入ります。

 

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そしてお通しが同時に差し出される。

玉ねぎスライスですが、かなり甘みがあり驚く。サッパリ甘いこちらを摘み、ビールで喉を潤す。


ここで若女将がお客全員に、奴とお新香召し上がる方いらっしゃいますか〜と声を出す。

真っ先に冷奴を下さいと声を出す!!!笑(ちなみに安定のソロ活動です。)

 

 

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そしてこちらが奴。
「まずはそのままで、味の変化をつけたい時は対馬の藻塩をつけてみて下さい。」
との説明。

大変滑らか且つ濃厚な味わいです。
藻塩を少し添えると旨みと甘みが更に増す。
豆腐経験値の少ない自分にとって、衝撃的な味でした。。

そして店主が手際良く目の前で生きた鰻を締めて捌き、鮮やかな赤いものが提供される。

 

 

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「鰻の心臓」
ピクピク動いておりますよ〜!!
グイッと飲み込みました。
ものすごく元気でそう(小学生並みの感想)


そして串が提供される。

 

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「えり焼き 関東風」

鰻の頭に当たる部位です。
蒸して焼き、タレにくぐらせた一品。
まずタレの美味さに驚愕します。
サラサラっとしていてキリッと、しかしコクが充分にあります。。!!
焼きたてのえりは焦げ目はしっかり、身は柔らか。
初っ端から感動の美味しさ。

 

 

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「えり焼き 関西風」
続いては焼いて塩をふっただけの関西風。
ザクザクっとした骨の旨味がまたすごい。。!
塩で、鰻の持つ奥深い甘みが引き立ちます。


ここで、「お新香 半分サイズもできますので如何ですか?」と女将に聞かれたので是非、とお願いする。

 

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「お新香」
鰻屋の箸休めと言ったら、やはりお新香ですね!
天然の優しい味と、程良い噛み心地。

 

続いて串が提供される。

 

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「ひれ焼き」
贅沢に一人で二本頂きます!!
一口噛むと、カリッとヒレが解けてゆくのが堪らないです。
こちらもタレとの相性抜群。
またハートランドとの相性も抜群!!◎


訪問当日は、天然鰻の仕入れがあった模様で常連さん達は天然鰻と養殖鰻の食べ比べコースを頼まれていました。(僕のような一見さんは養殖コースからになります。まずは養殖の美味しさも知って欲しいとの事。)

 

 

そして匂いが全然違うというので、ニュルニュルと動く二つの頭が差し出されるので恐る恐る嗅いでみるとする。。

 

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まず、こちらが養殖のもの。

そこまでではありませんが、魚臭い。

 

 

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そしてこちらが天然。

黄色みを帯びて輝いている。
そして全く臭みは無く、自然の川の香りがします。
こんなにも違うものなのかとまたもや感動。

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(次回は絶対天然モノを頂きたい。。)

 

 

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「きも焼き」
焦げ目の付け方、完璧です。
カリッとした奥には、最初苦味を感じますがすぐ甘くなってくる鰻の肝が。。
これでビール一本いけます。


と、本当にビールが無くなったのでお酒に変更。

 

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「酒道庵 くくみ酒 純米酒
非常にスッキリとした飲み口、後味です。
冷やにピッタリの酒だ。。!!
どちらかというと、重めの味が多い鰻には抜群の相性。

 

 

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「一口蒲焼」
かわいいサイズの蒲焼。
見た目とは裏腹に、爆発的な美味しさのギャップがスゴイ。
カリッとした焼き目、フワッフワの身、とんでもなくジューシーな脂が口の中一杯に広がる。

 

 

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「尻尾」
鰻は、運動量が高い尻尾の肉が一番美味いとされます。
先程の短冊もジューシーでしたが、こちらはもうワンランク上。。!!

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裏面はこんな感じで、こんがりと焼きあがっております。

 

 

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「大かま」
頭の付け根の部分を塩で頂く。
豪快な旨味が特徴的です。
今までの串でも、特にお酒に合うと感じました。

 

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「尻尾よりの肉」
こちらの串の美味しさにはぶったまげました。衝撃的です。
しっかりとした肉感が感じられ、且つ尻尾特有のジューシーさも同時に味わえる。
この味が忘れられない。

 

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「レバー」
こちらで鰻一匹分!!
贅沢な一串でございます。
ふにゅっと極上の柔らか食感と、苦味の奥に潜む甘みが最高。

 

 

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「白焼き」
ここでようやくメインディッシュである白焼きの登場!!
左下の塩がアンデス岩塩、右下が対馬の藻塩になります。

まずは何もつけずに一口頂く、、
脂が、、脂が凄まじい。。
なのに決して口説くない。身はとてつもなく柔らかく香りと旨味が濃厚だ。

わさび醤油で供されるのが定番の白焼きだが、本当に美味しいものはわさびは要らない。
むしろ、香りがわさびに消されてしまうから誤魔化しの道具にもなり得る。

写真では分かりづらいですが、かなりの大ぶりサイズで一人で贅沢に頂きました。

これに日本酒を追加。

 

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「なから」
先程と同じ、酒道庵の酒を頂く。
キリッとした後味で脂を感じる白焼きにピタリだ。


続いて出てきたのは、、

 

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「蒲焼」
これまた大ぶりな、、
白焼きの後に蒲焼食べるなんて、こんな贅沢な事していいのか。。

最高の焼き加減で脂たっぷりの蒲焼は、当店の旨口だがサラッとしたタレと相性抜群。。!!

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白米も頂き、お腹の部分と尻尾の部分を乗せて食べ比べをしてみたり。
この蒲焼がご飯に合わない訳がない!!!!

 

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白焼きで酒が進みすぎたので、、最後に金宮麦茶割を注文。
サッパリ香ばしい味です。


ミニうな丼を堪能した後は、、

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「肝吸い」
スーッと胃に流れていく感覚が気持ち良い。
中に入っている肝もプリプリだ。
コースの終わりを儚く思わせる、肝吸いでした。


以上で本日のかぶとのコースは終了。


これだけ鰻を堪能してお会計はなんと12750円。。
約一年先までしか予約がとれないのも納得です。。

むしろ儲けがあるのか、素人の私は心配になるレベルです。

藤森ご夫婦の温かいおもてなしにも非常に癒されました。
バイトの女の子も丁寧で、素晴らしい接客でした。


当然、次回の予約もして店を後にする。

約一年後ですが笑

その頃にはもっと色々な鰻屋を訪れ、鰻の事を研究し再訪したいと思いました。


最高の夜だった。
人生の忘れられない日になるだろうな。

ご馳走様でした!!!