読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

あんさんの筋肉食紀行

20代筋トレ大好きバンドマンあんさんです。大の酒好き。 美味しい店をご紹介していきますので、良ければご覧になって下さい!!!

富山食紀行その3 東岩瀬「丹生庵」

富山旅行二日目の朝。

昨晩に四軒も居酒屋を梯子した挙句、ホテルに帰ってからまた一杯キメたから当然の如く二日酔いだ。

 

何かサッパリとしたものが食べたい。

蕎麦なんかピッタリだろうな。

それを提供する店は富山県にも無数あるだろうが、僕はある一軒の蕎麦屋に訪れてみたかった。

BS11チャンネルで放送している、太田和彦氏の冠番組「ふらり旅 いい酒 いい肴」の富山編で紹介されていた店である。(あんさんは太田先生の大フアン)

その店の名は「丹生庵」。読み方は にうあん だそうだ。

 

富山県の北部にあたる、東岩瀬という町に店は在るらしい。

同県の銘酒「満寿泉」もその町に酒蔵を持ち造られているとの事。

 

混むとの情報があったので少し早めに行くかと思い、富山駅前のホテルを後にする。

東岩瀬までは富山ライトレール(富山駅周辺地域を走る路面電車)が通っているが、僕は徒歩で行く道を選択した笑

 

基本的に週六で運動(といってもジムでの筋トレと軽い有酸素運動)している自分は、一日動かないでいると体がそわそわしてしまう。 

それに、知らない土地で長距離散歩をしてみるなんて素敵な事ではないだろうか。

僕みたいな若造がこんな事言うのはなんだが、現代人は乗り物に頼りすぎている。

大した距離でもないのにタクシーを使い、駅にはエスカレーターが無駄に設置され、デパートでは長い事待ってでもエレベーターに乗ろうとする。(階段運動なども脚の筋肉をしっかり使っているイメージが出来ると意外と楽しいものである。。)

 

まぁこんな話は置いておいて、

富山駅前から東岩瀬までは約10km。

白海老などが獲れる富山湾の一歩手前に位置する。

f:id:motan1129:20161020220246j:image

さぁ、目指します。

日曜の昼だというのに、都心と違って人が全然出ていない、ましてやタンクトップ一枚で歩いてるヤツなんて僕しかいない笑

なので、車に乗ってる人達からの物珍しい視線が刺さるぜ。 

 

道はほぼ一直線であり、iPhoneでAnika nillesの美しきシタールの旋律を聴きながら歩く。

(因みに歩く時はエネルギーを消費しているイメージを持つと更に楽しくなりますよ)

建物の数も減ってきて、次々現れる電柱には「満寿泉」と書かれた広告が貼られている。

もう少し歩けば、目的地に到着するぞ。。!!

 

前に進み続け、二時間にも満たないで東岩瀬に到着。

江戸時代に加賀藩の港町として栄えたとされるこの町は古い造りの建物が綺麗に並び、観光客の姿はちらほら見えるが、どこか静かで哀しさを漂わせる町だ。

僕はほんの少し踏み入れただけで、この町の持つ雰囲気を気に入ってしまった。

f:id:motan1129:20161021151536j:image

 

ライトレールの「東岩瀬」駅から五分程歩き店を発見!

f:id:motan1129:20161021151617j:image

良い看板だ。さぁ店に入るぞ、と思いきや待ちが六名程。。

食べログ3.5の影響はやはり大きいのだろうか。

 

席へは靴を脱いで上がり、四人掛けのテーブルが三卓と二人掛けのカウンターが四席。

カウンター席からは、ガラス越しに調理場を眺める事が出来るが僕は一人なのにも関わらず一番奥の中庭が見える席に案内された。

客はその後も続々入店してきて待ちがいる中で、堂々とテーブルを占拠するのは何だか罪悪感を感じてしまうが、案内された以上は仕方無し。

メニューを渡されたと同時に女将が一言「本日は十割そばの方は売り切れてしまいました。」

ぐっ。。

一歩遅かったようだ。。もし僕がライトレールに乗っていたら。。なんて事は考えちゃイカン!!

f:id:motan1129:20161021193622j:plain

店の品書きはこちら。

二八蕎麦は間違いなく頼むとして、、その前に蕎麦屋での酒飲みの楽しみがある。

「蕎麦前」だ!!

まずはエビス中瓶とたたみいわしで一杯!!

(申し訳ありません、たたみいわしの写真を撮り忘れました。。)

f:id:motan1129:20161021193852j:plain

美しい中庭を眺めながら、麦芽とホップのみで作られた黄金に輝くヱビスビールをグっっと喉に流し込む。

最高に美味い。。

 

中瓶がそろそろ飲み終わるのでお酒に移行したいと思った僕は、左に佇む異様な冷蔵庫に視線を向けた。

f:id:motan1129:20161021194412j:plain

その冷蔵庫の中は全て酒。全て満寿泉!!!(少し僕が写ってしまっていますが)

しかもこちらはセルフサービスとなっており、会計時に何杯飲んだか自己申告するシステムとなっている。

こういうの、酒飲みは大好きなんですよ本当に。

f:id:motan1129:20161021194653j:plain

というわけで、純米吟醸をチョイス。

ふくよかな甘味が堪らないぜ。。

タイミングもバッチリ、蕎麦も登場!!

f:id:motan1129:20161021194920j:plain

シンプルでいいですな~。

豪快に啜ると香りが一気に広がり、蕎麦の歯切れも良い。つゆの味もしっかりしていて口の中に程良く旨味が残る。

こういう蕎麦は一瞬で食っちゃ勿体無いんだけども、ササッと食べてサッと飲んで帰るのが蕎麦屋の正しい嗜み方ってもんでしょう。

 

美味しい蕎麦を食べ、満ちた心のまま帰ろうとすると雨が降ってきたので帰りはライトレールに乗って駅まで帰った。

ほんの少しだけ、富山の人になれた様な気がして嬉しかった。

 

御馳走様でした。